鎌倉広町緑地へ

2017.04.27 Thursday

鎌倉広町緑地。

新しい住まいの裏手の山。

この山で8年間自然育児をしてきた友達に誘われて、

おやまにいってきました。

 

 

住宅地にそっと息づく森。

宅地開発の反対運動をして市民が守った森。

人が大切にしたいと願って愛した自然。

 

 

小さな草花、春を祝福しています。

 

 

畑と田んぼ。

昔っからの営みを受け継いでいる人がいて、

そうした空間に触れると、不思議と心が和んで、ほっーとちからがぬけるよう。

 

 

小道の脇に大きな木。

クヌギや桜、立派な木々に挨拶しながらトレールを歩きます。

 

 

「わたし、ここからの景色が好きなの」友人の大好きな光景に触れる。

街の向こうに青い海。空のずっーと先に遥か富士山を望む。

いまは母をしているけれど、案内してくれた友達は無酸素で8000mのヒマラヤを登ってきた女性。

彼女が目指していた世界が富士山で、海と森と暮らしとが、いま、彼女の生きる地平。

思うこと、考えていることを自然と語り合いながら、いま、自分がいる地点を確認する作業でもあって、

友達と山を歩くということ。ゆっくりと呼吸して、言葉にしながら、捨てていく感情も、

これは大事にしていたいと思うこと気持ちを自覚したり、確認したりしながら歩くって、

なんて有意義な時間だろう。ありがとう、ともだち。

 

 

大桜の前で、友達持参のお弁当を頂く。

そこに、森のこびとみたいな、自然育児の子どもたちがひょっこりてくてくやってきた。

シートを広げてお弁当の時間。先生がゆっくりと本を読んで、みんなで手遊びうたをうたいます。

なんて平和な光景だろう。小さな人たちが持って生まれてくるいのちそのものの世界観をゆっくりと表現しあい、

育ち合う場を大人がサポートしながら、自らが育つ、育ちあう場。

懐かしく、愛おしく、こうした世界がひっそりと誰かがどこかで続けていることに、希望と未来を感じます。


 

カエルがいっぱい棲んでいる沼地。

ここで遊んだら、ドロドロだろうよ~。

鳥のさえずり、虫の声、カエルケロケロ、なんて豊かな生きもの世界。

 

 

春風がそよいでいきます。

この美しさに抱かれる。

心地よい時をありがとう。

 

 

 

 


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